はじめに
 広島県の北東端、鳥取県との県境上になだらかな頂稜を連ねる道後山。広々とした登山道、明るい登山道から中国地方では人気の山だ。また、山頂は360度の眺望が得られ、中国山地の山々を存分に眺めることができる山でもあります。また、この付近は明治時代には牛馬の放牧が行われていた里山としても知られている。ちょうど県境に位置する道後山の両国牧場では、お互いの牛馬の越境を防ぐために石積みの牧柵が築かれていた。普通は土積みの牧柵が多いが、両国牧場にはかなりの石積みの牧柵が残っている。

2002年09月22日(日) 天気:曇り一時晴れ
09月21日 17時15分  道後山スキー場・月見ガ丘駐車場に到着。
 割りと広い駐車場で、数台の車が止まっていた。しかし、奥の方で車の横にタープやテントを張ってキャンプをしている団体(数家族)がいたので、夜、眠れないといけないので、少し戻って、道後山スキー場のロッジや山荘のある駐車場に止めた。月見ガ丘駐車場では携帯の電波が届かなかったが、ここではしっかりと届くので良い。
 明るいうちに到着したので、ゆっくりと夕食の支度をした。と言っても、今回はドライフーズの物を持って来たので、簡単に出来た。
 日が傾き始めると標高1,000M付近にあるこの駐車場は寒かった。しかし、外に出て、ぼんやり夕日を眺めて中国地方まで来ている感慨を味わった。
 道後山駐車場より夕日を望む
09月22日 06時00分  起床。
 天気が心配だったので、一番に外の様子を見る。しかし、期待とは裏腹に辺り一面ガス。何とか雨だけは降って欲しくないと願いながら起きた。そして、朝食をとり、月見ガ丘駐車場に車を移動する。
06時55分  出発する。
 少し前に北九州ナンバーのマイクロバスでやって来て、中高年の団体が出てきて嵐のように出て行った。私の出立が遅れてしまったので、先に行かれてしまった。
 辺り一面ガスの駐車場(右側一帯)
07時07分  広々とした駐車場からすぐに雑木林の中に入っていきます。ガスがかかった雑木林はなかなか味わいがあって良かった。
 ガスの雑木林
07時13分  休憩所に到着。
 ここで先に出て行かれた団体さんが休憩していました。団体さんを追い抜くチャンスなのでそそくさと追い抜いていった。(この写真は下山の時に撮影しました。)
 休憩所
07時18分  どこまで続くのか整備された階段状の登山道を歩いていきます。すると、分岐点が現れます。右手方向に進めば道後山への近道で、左手に進めば岩樋山へ行きます。行きは岩樋山を通ってから道後山へ、帰りは岩樋山を巻く近道を通ることとした。
 整備された階段状の登山道 分岐点で、右手方向は道後山への近道、左手は岩樋山へ
07時26分  しばらく歩くと稜線に出る。天気が良いと素晴らしい眺望が得られると思うと少し残念でした。また、稜線上に出ると風が直接当たり、自然の厳しさを感じる(そこまで大袈裟ではないが)。
 岩樋山の山腹
07時28分
1分休憩
 岩樋山(1,271M)登頂。
 岩樋山の山頂はかなり広々としていて、ガスの中で山頂を探すのが大変だった。また、山頂は360度の眺望が得られるみたいなのですが、やはりガスのために十数メートル先も見えない状態でした。おまけに風が強くて、体感温度がかなり低く感じ寒かった。
 岩樋山(1,271M)
07時35分  近道との分岐。
 振り返ったところで、道標がある方へ行く道が近道で、右手方向が岩樋山へ続く道になります。
 岩樋山と近道との分岐点
07時43分  緩やかな斜面の潅木帯や笹の登山道を進む。
 登山道は1本だけではないところもあります。数本あるところもあるので、好きな登山道を進めば良いと思います。また、岩樋山から道後山へ行く途中に両国牧場と呼ばれる所があり、注意して歩くとその跡が見れると思います。この時はすっかり忘れていたので、そそくさと通ってしまいました。
 笹の登山道
 潅木帯の登山道
07時47分  最高点到着(1,271M)。
 後で気付いた事ですが、地形図で見る三角点のあるピークが最高点ではなく、少し西側のピークが最高点になっている。そのため、写真がないです。この辺り一帯を道後山と言うのだろうか。
07時50分
3分休憩
 道後山(1,269M)登頂
 道後山の三角点のあるところは、標高1,269Mです。この三角点のあるピークの手前に山頂と間違えるピークがあります。そこは標高1,271Mあるので、道後山の最高点と言うことになるだろう。
 道後山の山頂は視界が開けていて、360度の眺望が得られるはずでしたが、残念ながらこの日は生憎のガスのかかっている天気。まったく眺望が得られなかった。
 道後山山頂
 山頂の標

一等三角点
 種別    : 一等三角点
 冠字番号 :
 点名    : 道後山
 緯度    : 35°4′11″.8478
 経度    :133°14′8″.6720
 標高    : 1268.40m
08時02分  再び道後山山頂。
 ピストンのはずでしたが、道後山山頂で色々としていたら方向感覚がおかしくなっていた。てっきり戻っているものと思っていたが、行きに通ったはずの景色と違うので、山頂から下りきった所で立ち止まり、地形図とコンパスを取り出して確認した。すると、戻っているはずが、先に進んでいた(mapのピンク色の部分)。これはまずいと言うことで引き返した。時間を少しロスしてしまった。
08時13分  岩樋山と近道との分岐点。
 右手方向が道後山、左手方向が岩樋山、この写真は近道へ進んで振り返ったところです。
 岩樋山と近道との分岐点
08時21分  近道での風景。
 右手が岩樋山の斜面になり、左手が落ち込んでいる斜面になっています。
 この近道で何人かの登山者とすれ違った。
 岩樋山頂を巻く近道
08時26分  岩樋山と駐車場への分岐(行きでは、岩樋山と近道への分岐の所)。
 真っ直ぐ進めば岩樋山へ行きます。左へ進めば駐車場へ行きます。
 分岐
08時27分  休憩所に到着。
08時33分  階段状の整備された散策道(小路)と言った感じの登山道。
 階段状の小路
08時41分  駐車場に到着。
 月見ガ丘駐車場
08時55分  次なる目的地、鳥取と岡山の県境にある那岐山へ向け出発する。

道後山で見かけた花たち


おわりに
 天気予報では天気はあまり良くないと言っていたので、それなりに分かって山歩きをした。しかし、実際に道後山を歩いてみると視界がかなり開けている山を実感できたので、このガスが恨めしく思った。スカッと晴れていれば360度の眺望で中国山地の山々を望めると思うと余計に残念でした。
 道後山は標高1,000M付近まで車で行く事ができるので、ファミリー登山向けの山だと思った。それにしても中国地方の山々は手軽に登れる山が多いような気がする。標高1,000Mを少し越えた山々ばかりと言うのもあるが、自動車でかなりの標高まで行けるからか。また、なだらかな山々が多いのも特徴で、道路も簡単に作れてしまうからなのだろうか。
 しかし、中国地方の山々は歴史が古く、色々な伝説が伝わる山々が多いので、そう言うのを感じながら歩くと違った楽しみ方があると感じた。やはり事前にその山について勉強をしていかないといけないと感じた。道後山は少し勉強不足でした。両国牧場(岩樋山と道後山の中間辺り)では、放牧がされていて、県境のところで牧柵があり、現在もその跡があるようです。その事を後から知ったので、注意を怠り見ることが出来なかった事も残念でした。次回いつになるか分からないが、天気の良い日を選んで、石積みの牧柵と360度の眺望を見に行こうと思います。
 往復2時間弱の山歩きで、膝にも負担がかからずにのんびりと歩けました。



所要時間・・・1時間46分
歩行時間・・・1時間42分(水分補給、写真撮影時間等も含む)
自動車走行距離。。。70.3Km(吾妻山・池ノ原駐車場から道後山・月見ガ丘駐車場まで)

                                                                       @秋

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